ぼくのほんだな

今朝、起き掛けにふと本棚を見たら、違和感を覚えた。なんとなくそれは重慶マンションに似ていた。作家別ではなく読んだ順に並んでいる本達に、どういうわけか生命力を感じもした。
おそらくそれは、僕が本を媒体として、そこに記憶なり知識を整理整頓しているからなのかもしれない。きっとその記憶たちが、重慶マンションにおける個々の部屋に住んだり泊まったりしている住人とダブって、本棚全体がマンションに見えたのだろう。
眠いからよくわからない。