2006-01-01から1年間の記事一覧

しゃぶしゃぶ混沌記

大学の友人と三人でしゃぶしゃぶをやる。実際にはしゃぶしゃぶしないしゃぶしゃぶだったけど、しゃぶしゃぶ用のダシを使っているのでジャンル的にはしゃぶしゃぶなのだろう。醤油煎餅を浸したら割りと美味かったり、白子がそんなに美味くなかったりして、波…

真の日記を書きたいのなら

生きた文章が書けない。あまりにも考え込んじゃって、文章に起こすと途端に死んでしまう。うまく流れるように慎重に慎重にゆっくりと手から離したら、裏返しになってそのまま川に沈んでしまった時の笹船のように、僕は文章を書くときにあまりにも臆病になり…

認識の煙

煙草が美味い季節になった。僕が思うに、喫煙者には個々のお気に入りの喫煙シーンがあって、その多くは冬である場合が多い。冷たい空気の中、認識しやすい冷えた煙が鼻腔を擽り、口から真っ直ぐ吐き出されやがて拡散する。その一本を消費するのにかかる時間…

恋で走る

自転車雑誌を見ると、自転車が欲しくなるばかりか、そういう自転車に乗ってる人達の生活までもが羨ましくなってくる。 僕は今マウンテンバイクに乗ってる。それも十年以上も前のモデルだ。マウンテンバイクといっても普通のママチャリに比べれば車体も軽くて…

とても良いラジオが流れている

音楽について。僕の音楽に対する評価基準は、その時目に見えている風景と、その時聞いている音楽がどれだけマッチしているか、だ。風景とのマッチングという点では、例えば映画音楽なんかも評価の対象になるわけだ(寧ろなりやすい)。だけどいつでも貪欲に…

猫の行動学

猫は本が好きなのか。猫を部屋に放ってその行動を見てみると、その行動パターンに猫の自尊心が見え隠れしていて興味深い。 始めは探るようにソロソロと忍び足で部屋にあるアイテムを物色する。ベッド、ベッドの下、ファイルケース、パイプ椅子、スピーカー、…

風邪でめくれたスカート、水玉模様は鼻炎。

プラネテスを読んで、今居るここも"宇宙"なのだと再認識したところで、久し振りに夜空を見上げてみた。星は見えない。あるのは鈍く輝く月と、張り巡らされた電線、そして少し視点を下げるとビルの窓明かりがあり、その間を東横線の電車がスーっと音も無く走…

買物やら何やら

プラネテス全4巻と三島由紀夫の文章読本を買う。その後何軒か古本屋を巡るが面白い本は見つからず。寒いので近所の骨董屋兼喫茶店みたいなところに入り、珈琲を飲みながら三島由紀夫をチラ見する。三島由紀夫の本は、読めば読むほどその言葉の美しさと妖し…

動物の臭い

人間は動物だ。だから無意識の内にネジがユルんってなって、弱い者を虐める事もあるだろう。猿も犬も猫も虎もレッサーパンダも醜いアヒルの子も、動物であればその集団の中で虐めは必ず起こる。理屈じゃないから、虐めを無くす事は不可能だし、議論するのも…

躓いた子供、飛ぶ。(自分ゲーム)

人間…動いたり死んだりするが、飛べない。 右翼…右だけ翼を持っているが、飛べない。 左翼…左だけ翼を持っているが、飛べない。 自殺…一瞬だけ飛べる。物理的にも精神的にも。 チョコレート…甘い、が、黒っぽい。飛ぶ人は飛ぶ。 ケーキ…甘い、が、上に苺があ…

冬には温かいラーメンズ

今、溜まっていた未読記事を読もうと思ってLDRを開いたところなんだけど、ちょっと前までラーメンズのDVDを見ていたせいで、真面目な記事が小林賢太郎、馬鹿っぽい記事が片桐仁の口調で聞こえてきて困った困った。

で っ か ぃ

物凄くでかいプロジェクトがあって、今の僕はそれに向かって色々考えている状態だ。大学に通って沢山の普通な人々を見て、同じく普通に染まろうとしていた矢先に、僕は糞みたいな就職活動に出会って変わった。とにかく就職活動そのものに嫌悪を覚え、それを…

ブリ虫みたい

PS3いらねー。あの巨大な黒い物体を手に入れるために徹夜で電気屋に並んだり、オークションで定価の何倍も出して落札したり……果たしてそこまでして欲しいオモチャなのかな。僕の家ではPS2はDVDを見る為の物と化し、現役で動いているゲーム機はファミコンだけ…

利口なサルになる為に

無意識にペロリと舐めたものが、たまたまワサビだったりしたら、それはそれで良いんだけど、なんか悲しい気持ちになる。というような事が日常でよく起こる。そしてそれは今日も起きた。自らの不注意に失望しながらも、どうにもならない状況。恋愛などでよく…

酒に溺れた出っ歯のオヤジ

川崎のナイター競馬に行った。僕は競馬場独特の空気が好きだ。そこら中に散らばる馬券、競馬新聞、吸殻。酔った親父の世の中への不満や、小屋に入った予想屋の当てにならない演説。パドックで糞を垂らす馬と、小さな騎手の背中。バラバラになったそれらは、…

ミニ四駆の衝動

Firefox2がリリースされたので、インストールして拡張したり気に入ってたデザインを無理矢理適用させたりした。昨日飲んだ酒のせいでバッティングセンターに行く気も起こらないし、今日は努めて外に出ないことにしようと思う。 ところでそのFirefoxだけど、…

寝る前の挨拶

今、煙草に火をつけた。ピースと、キャメルと、ホープ、同時吸い。おやすみ。

ゾンビ文章家

僕は文章を書く事が好きだ。だからブログでも学校のレポートでも文章を書くきっかけがあれば、喜んでそれに従事する。ただ、好きと言っても同じ事を続けていれば疲れる時もある。リズムに乗れなくて肩の凝ったようなぎこちない文章になる事もあるし、いつの…

野球人として一言

野球が好きです。

インチキよ

世の中にはヘドの出るようなインチキが蔓延っていて、そういう奴らに限って自分の事が大好きで堪らないんだ。奴らを見ていると僕はうんざりしちまうんだけど、だからといって無視するわけにもいかないし、無視し続けたら僕みたいな人間は憂鬱の権化みたいに…

これはリスト、だ。

『悪魔のようなケツを持つ女』 基本的なスタイルは良いのにケツが異常に大きく何故か駅によく出没する。 『風邪をひいた自分』 クシャミが止まらず寒気がする。今は平気。隣の家の猫が窓からこちらを見ている。 『ミルク』 牛乳が美味い。玄人は氷を入れてア…

近代能楽集と翻訳夜話

三島由紀夫の本は潮騒しか読んだ事がなかった。でも潮騒を始めに読んでしまったのはもしかしたら間違いだったのかもしれない。「その火を飛び越えて来い。飛び越えて来たら……」だったか、とても印象的な場面だけど、こういうのは言葉だけがモヤモヤと空間に…

近代悩楽集

先日、ある女性と食事をした。その人はいたって普通の女性で、僕としてはそれがなんとも懐かしく、楽しいデートだった。というのも、僕には僕を精神的に参らせる女性が居て、その人とは縁を切ったはずなのだが、ちょっと前にも僕の長い鼻を切られたりして未…

ちんちんどんどん

さっき、久し振りにちんどん屋を見た。京都の舞妓さんみたいな格好をした二人の女性と、水戸黄門の八兵衛のような格好をした男の三人組だ。ずっとパチンコ屋の前にいたから、おそらくイベントの宣伝だったのだろう。女性がちんどん太鼓をかついで叩き、八兵…

荒俣宏のポスター

さっき電車でうとうと眠っていたら、変な夢を見た。そこは明らかに自分の部屋なんだけど、一点だけ違っていた。壁に荒俣宏のポスターが貼ってあるのだ。まさに恐怖。

ボクのコウサツの記録

ちょっと前から思っていた。テレビやパソコンや携帯電話は、多くは無いが毒を持っている、と。その微量の毒は徐々に体を蝕み、徐々に心を硬化させていく。そう考えている人は沢山いて、そういう人達はテレビやパソコンや携帯電話やiPodなどを捨て、楽器や本…

隠喩で拡散とす〜伸びた鼻は僕の息子〜

今、NHKでクジラの特集をやっている。 シロナガスクジラはでかい。だから水面近くをスーッと泳いでいるように見えても、実はあれで結構速いのだそうだ。そしてシュパッと吹き出る潮は、一瞬の内に数メートルにまで達し中空で爽やかに拡散する。嗚呼クジラは…

ナツナスとダツゴク

先日、ゼミ旅行で那須へ行った。 那須は寒い。借りた別荘は薄っぺらで寒く、秋雨に打たれて一日中ジメジメとしていた。ただそんな雨が似合うのが那須の良いところだ。林立する都会のビルの代わりに那須に立つのは本物の林だから、雨が逆に馴染む。濡れても構…

今日も元気だ たばこがうまい!

風邪をひいて喉が痛くなり一週間煙草を吸えなかった。 一週間も吸わないでいると、どうも生活がチグハグになってくる。今まで煙草を吸っていた時間が急にポカンと空白になり、その突然の時間増加に慌てふためくのだ。時間が増えたのなら有効に使えよ、と非喫…

発端はガリガリの野郎だ

ここ数日はいつにも増して無計画に、衝動的に過ごす。好きだった作家について、知りたくない事を知ってしまい、それがあまりにもショックだったので文字にして残した。VerticalEditorというお気に入りのエディタで書いたのだが、ショックが強すぎたせいか指…