考察

めまぐるしい

初めて自分のブログを過去から読んでみたら、文体が目まぐるしく変わっていてちょっとこれはマズイなと感じた。 今となっては記憶も曖昧で、なぜこんなことになってしまったのかわからないけれど、おそらく僕は影響を受けやすい人間なのだと思う。特に、面白…

日記と俳句

忙しいとブログを書く暇がなくなる。というより、書こうと思わなくなる。いや、正直いってブログの存在を忘れる。 はてなハイクはアホだなぁと思いつつチマチマ投稿出来るけど、ブログは書いていないと徐々にその存在が薄れていく。書こうと思ってキーボード…

趣味の連鎖

先週、映画「転々」を見た。夜11時くらいに見終わりただ帰るのもつまらなかったので、寒かったけどなんとなくその辺を歩いてみた。 そしたらその映画を一緒に見た人が、「時効警察」を好きだったことがわかって、この人とは多分ほかの趣味も合うんだろうなと…

ゲーセンの風景

最近、友達とゲーセンに行くことが多くなってきた。週1か週2で近所のゲーセンに、お互い忙しいのでわりと夜遅くから行っている。なにをやっているのかというと、アンサーアンサーというクイズゲームだ。 で、ゲーセンにいると目に付くのが音ゲーをやっている…

てきな

”さおだけ屋はなぜ潰れないのか?”的なタイトルの付け方が多くてイライラするぜ、ブログってやつはな。

リストすき

ボクは欲しい物リストを持っている。いろんなツールを使ってそのリストを管理していたんだけど、今はグーグルノートブックに落ち着いている。 欲しい物を手に入れたら、手に入れた物リストに放り投げる。その瞬間がたまらない。欲しい物リストから手に入れた…

日記の面白さ

ボクが見ているブログの大半は単なる日記だったりする。他人の日記の何が面白いのかというと、実はそんなに面白くないのだけれど、素直に書かれている日記を読むと少なくとも嫌悪感は生じない。嫌悪感が生じないという事は、それ即ち空気みたいなもんであっ…

白球の捉え方。あと阿修羅ガール。

背筋を伸ばしグリップを長めに持ってバットを肩に担ぎ水平に保つ。ボールを良く見る。これは比喩的な意味ではなく本気で、ミートの瞬間を見るまで、いや見た後もミート地点から目を逸らさないぐらいの勢いで、ボールを良く見る。そんでグリップの底を相手投…

記録する人

記録をする機会が増えている。文章はブログに、文章の断片はcheckpadに。アイデアはメモ帳に書き、気になった単語はケータイのメモリストに。それに加えて、その時の心情や行動をtwitterに残し始めたのだから、ボクはまさしく"記録する人"になりつつある。 …

マネキドリと真似気取り

上手くは出来ないけれど、文体の模倣というやつは非常に面白い。ボクの場合、日記を書くときには意識して随所に町田康や川上弘美を混ぜ込んだりしている。そうやって意識して模倣する事により、何かしら得るものがあるかというと、そんなものは殆ど無い。あ…

同時学習適正容量

ボクの同時学習適正容量は3くらいなんじゃないかと思った。これ以上増やすと効率が悪くなるし、これより少ないと飽きる。それに3だとリズムが良い。朝・昼・晩とか、上・中・下とか、生活や物が持つリズムに似ているから、それに合わせてやっていくと寧ろ気…

まずいから美味い

まずい物を積極的に取り入れることで、まずさの中にある中毒的な美味さを発見することが出来る。煙草や珈琲や酒がその代表だ。だからそれらの嗜好品に対して変に味付けや香り付けを行う事は邪道である。結果的に美味くなろうが、見た目が綺麗になろうが、元…

ボクのくーろん

そんなものは机上の空論だよ、と言われるのは自分に明確な実績や学歴が無いからだと思うのだけれども、それじゃあ自分に空論を語る資格が無いかと言えば、それはやっぱりあるに決まっているわけで、しかも自分なりに計算して煮詰めた空論なら既にそれは机か…

頭ほぐしたい

実際に机上の空論とかなんとか言わないまでも、ふーん、とか、へー、とかしか言わない人もきつい。こっちとしては議論に持って行きたいのに、そこまで行かずに話が終わる。それはそれはきつい。もっと小難しい話をしたいのにそれが出来ないのは、僕の周りに…

緑のバナナ

19か20くらいの頃から、人に薦められた何かを素直に受け入れられるようになった。それまでは本でも、音楽でも、食べ物でも、人から薦められるものを、大部分を発掘された金鉱のように考えていて、だからそれらは残り物で価値の無いものだとして、よく見もし…

ごく個人的な実験2

昨日書いた文章を今日みると、多くの矛盾があることに気が付くんだけど、それを訂正したり削除したりするのはもっと矛盾している気がして、結局手も足も出ない。と、愚痴を書いたところで何も変わらなそうだけど、この文章も明日になれば矛盾が見つかるわけ…

映画、遠まわし評価

変な映画を見て変な気分になって興奮して冷めて回想すると、楽しくなってくる。うまくツボに嵌ればだけど、石井克人監督の映画を見るとそんな感じに浸れるかもしれない。僕の場合、「鮫肌男と桃尻女 」でハイになって、「PARTY7」で落ち着いて、「茶の味」で…

たまには真面目に考える1(1で終わり)

"とっぴんぱらりのぷう"って何だっけなァ……。

ごく個人的な実験1

今まで多くの人がやってきた夢の記録ってやつを、ここ数ヶ月の間実行してみてわかったことは、夢というものが実はとんでもなく薄っぺらい紙芝居のようなものだったという事実だ。夢か現実かわからなくなるなんていう言い回しは良く聞くけれど、それも夢に毒…

古色蒼然たる羊飼い

羊1500頭が集団自殺か トルコ色々整理している中で見つけただいぶ古い記事なんだけど、少し引っ掛かったというか、全国の羊飼いの人達からは不謹慎に思われるかもしれないけど、改めて想像力をかきたてられたのでちょっと書く。 自殺する動物といえば、人間…

可愛いコックさん

残り物でパスタ作り。オリーブオイルが無く、ベーコンや野菜の類も無い。牛乳とバターと卵と、とろけるチーズがあったのでカルボナーラ的なものを目指す。何となく乾燥バジルを入れたり、期限切れの小さい鶏肉の欠片二個を冷蔵庫の奥で見つけたのでそれを入…

真の日記を書きたいのなら

生きた文章が書けない。あまりにも考え込んじゃって、文章に起こすと途端に死んでしまう。うまく流れるように慎重に慎重にゆっくりと手から離したら、裏返しになってそのまま川に沈んでしまった時の笹船のように、僕は文章を書くときにあまりにも臆病になり…

とても良いラジオが流れている

音楽について。僕の音楽に対する評価基準は、その時目に見えている風景と、その時聞いている音楽がどれだけマッチしているか、だ。風景とのマッチングという点では、例えば映画音楽なんかも評価の対象になるわけだ(寧ろなりやすい)。だけどいつでも貪欲に…

風邪でめくれたスカート、水玉模様は鼻炎。

プラネテスを読んで、今居るここも"宇宙"なのだと再認識したところで、久し振りに夜空を見上げてみた。星は見えない。あるのは鈍く輝く月と、張り巡らされた電線、そして少し視点を下げるとビルの窓明かりがあり、その間を東横線の電車がスーっと音も無く走…

動物の臭い

人間は動物だ。だから無意識の内にネジがユルんってなって、弱い者を虐める事もあるだろう。猿も犬も猫も虎もレッサーパンダも醜いアヒルの子も、動物であればその集団の中で虐めは必ず起こる。理屈じゃないから、虐めを無くす事は不可能だし、議論するのも…

ブリ虫みたい

PS3いらねー。あの巨大な黒い物体を手に入れるために徹夜で電気屋に並んだり、オークションで定価の何倍も出して落札したり……果たしてそこまでして欲しいオモチャなのかな。僕の家ではPS2はDVDを見る為の物と化し、現役で動いているゲーム機はファミコンだけ…

利口なサルになる為に

無意識にペロリと舐めたものが、たまたまワサビだったりしたら、それはそれで良いんだけど、なんか悲しい気持ちになる。というような事が日常でよく起こる。そしてそれは今日も起きた。自らの不注意に失望しながらも、どうにもならない状況。恋愛などでよく…

ゾンビ文章家

僕は文章を書く事が好きだ。だからブログでも学校のレポートでも文章を書くきっかけがあれば、喜んでそれに従事する。ただ、好きと言っても同じ事を続けていれば疲れる時もある。リズムに乗れなくて肩の凝ったようなぎこちない文章になる事もあるし、いつの…

近代能楽集と翻訳夜話

三島由紀夫の本は潮騒しか読んだ事がなかった。でも潮騒を始めに読んでしまったのはもしかしたら間違いだったのかもしれない。「その火を飛び越えて来い。飛び越えて来たら……」だったか、とても印象的な場面だけど、こういうのは言葉だけがモヤモヤと空間に…

近代悩楽集

先日、ある女性と食事をした。その人はいたって普通の女性で、僕としてはそれがなんとも懐かしく、楽しいデートだった。というのも、僕には僕を精神的に参らせる女性が居て、その人とは縁を切ったはずなのだが、ちょっと前にも僕の長い鼻を切られたりして未…