7年6ヶ月ぶり


ひょんなことから10年前に作成したはてなダイアリーを発見しました。
IDもパスも忘れてたけどGmailのアドレスから復帰でき、今なんと7年半ぶりにブログを書いています。


この7年半、というか10年の間に僕の人生は様変わりしました。


まず、大学を辞めました。
遊んでばかりで留年をしたり、テストで赤点とったりして、それでも卒業だけはしようと思っていましたが、
どういう心境の変化なのか僕は大学を辞めたのでした。当時の記憶はもうありません。親には迷惑をかけました。


その後フリーターを数年続けていたと思います。
金持ちの女性とお付き合いをしていた時期はニートでした。あ、ヒモでした。


25の頃だったでしょうか。ようやく正社員の働き口を見つけた頃、4つ下の女性と知り合い、付き合うようになりました。
それがキッカケで僕はタバコを辞めました。ギャンブルも辞めました。
手付かずだった莫大な借金も返すようになりました。



要は結婚を意識するようになったのですね。


付き合って1年経った頃、僕は一念発起して起業しました。
務めていた会社で得たノウハウを元に、あとはなんとかなるだろうというポジティブ思考だったのですが、
彼女も静かに応援してくれました。


その会社はほどなくして3人体制となり、5人体制となり、年商は1億を超えました。
ただ僕の役員報酬は月30万前後で、まだまだサラリーマンの域から抜け出せていませんでした。


28の頃、ついに彼女と結婚しました。
この時の役員報酬は月70万程度で、同年代と比べれば高い方でした。
調子にのっていた僕は新婚旅行でハワイへ行き、結婚式もあげました。


借りていたマンションは1Kから1LDL→3LDKと広くなり、グレードもアップしました。



要は出産を意識するようになったのですね。



そして30の頃、男の子が産まれました。
会社のことで忙しく、出産にかかる費用や手続きを全て妻に任せっきりでしたが、妻はよくやってくれていました。
僕は会社のこととか、車の購入とか、そういう自分にしかできないことを頑張りました。
はてなダイアリーをやっていた頃とは打って変わって超現実的な作業ばかりでウンザリすることも多々ありましたが、
子どもが産まれて全てが喜びに変わりました。


ただそれと同じ時期に、税務調査に入られ、僕の甘さから追徴課税をくらったのは痛恨のミスでした。
追徴課税のせいで一時期会社の雲行きが怪しくなりましたが、なんとか乗り越えられました。



そして今、僕は32歳になりました。
この日記を書き始めた頃と比較してみましょう。




年齢
22歳→32歳


体重
62キロ→70キロ


乗り物
チャリ→Audi


時計
チプカシ→ROLEX


趣味
競馬パチンコ→株投資


夜遊び
チェーンの居酒屋→会員制ラウンジ


給与
0円→年収2400万


資産
5円→1億



なんか人生大逆転って感じですが、まだまだ道半ばですし、失ったものも沢山あります。



まず学歴です。
クソみたいな大学とはいえ、卒業できなかったのは今でも悔やんでいます。
自堕落で、周囲のアドバイスも聞かず、結局留年、中退。
年1で夢にも出てくるくらい、卒業できなかったことが頭にこびりついて離れません。



次に時間。
大学に通っていたころ、僕はほぼ勉強をしないで小説読んだりギャンブルしたり、
時代が時代なら野垂れ死んでもおかしくないような生活を送っていました。
会社を経営している今、勉強しなければならないことが山積みなのですが、
どうにも頭の回転がついていかず、若い頃にもっと勉強しておけばよかったなと、ベタなセリフを吐く始末です。



次に友達。
大学の頃にできた友達は数少ないです。なぜならほぼ大学に行っていなかったから。
ただその友達とも今は一切連絡を取っていません。
彼らが僕のことを友達と思っているか、あるいは僕のことを忘れているかは定かではありませんが
少なくとも今は友達と言えるような関係でないのは確かです。
億が一にもこのエントリーを見た人が居たら是非コメントを頂きたいです。



大切な大学時代を無意味なものとして過ごしたツケは今でも時々感じます。
そんなときは若干悲しい気持ちになるのですが、すぐに別のことで忙しくなるので忘れてしまいます。



いま、会社が軌道に乗り、年商は5億、社員は20名、オフィスは大都会のド真ん中。
家はタワマンだし、付き合いもベンチャー企業の社長が多いです。


ハッキリ言って幸せです。


でも、あの無意味な大学時代のせいで、今でも急に不安にかられることはあるし、
会社だって僕のさじ加減とか、僕より偉い人たちの気分ひとつで簡単に傾くでしょう。
消費税10%とかね。



最近良く考えているのは、アーリーリタイアでもして海外に移住しようかなという夢です。
十分な資産といつでも復帰できるという自信さえあればアーリーリタイアは30代でも可能です。


余った金は子どもに投資。
自分は好きなテニスとか読書とかをして過ごすだけ。
ビーチリゾートなら朝からサーフィンなんて良いですね。サーフィンできないけど。



ただ実際にそうなったとき、僕はまた自堕落な生活に戻りそうで怖いです。
過去の日記にも書いてありましたが、刺激とか欲求が直ぐ側にないと僕は破滅するタイプなのかもしれません。
目標がないとギャンブルに走って、タバコをまた吸い出して、ニートみたいな人間になる可能性も捨てきれません。



違うのは家族がいること。
だから大丈夫とも思います。



でも、仕事を社員に任せて自分はほとんどデスクワークをしなくなった最近でさえ、
少しずつダラシなくなっている感があるんです。



長くなりましたが自分の人生を少し振り返ってみたところでこの日記を終わりにしたいと思います。



今後自分がどうなるか、どうなっていくか、ハッキリ言って明確なビジョンは何もありません。
社員には会社のビジョンを語るくせに。


クソみたいな大学中退者が成功者になったり、変なインターネットだったはてなが上場したりする世界です。
何が起きてもおかしくないでしょう。



次にこのブログを書くのはまた人生の転機が訪れたときかな?
それまでご機嫌よう。



もしこのエントリーを見た僕の友人がいたら、声かけてくれると嬉しいです。

白飯の上に生卵を割って落とし、醤油をちょろりとかけてみた

意外とうまいではないか。はむっ!
そして、三杯たいらげてから僕は決意した。
「これからも年に1回はブログを書くぞ!」
ってね。
ちなみに今日は休み。家でゴロゴロして、今から相撲を見る。
山本山はパイオツから下がちょっと汚いので、
豊真将を応援しようと思う。
好きな力士は豊ノ島。嫌いな力士は特になし。
よし。今年のブログはこれで終わり。だけど来年も必ず書く。
面倒くさいけれども。
山本山は出世しているだろうか。豊ノ島は三役に復帰出来ているだろうか。
来年の今頃を想像すると、溜息が出る。
毎日が早い。
本を読むスピードは落ちたのに。
卵かけご飯だけが変わらなくうまい。

僕は昔テニスをやっていた

あのころは吐くほどの練習を毎日やっていた。
テニス自体は面白いが疲れる事が嫌いだった僕は、三年間は我慢するけどこれが終わったらもう部活には所属しない、とそういうスタンスで居た。とにかく肺を酷使するのが嫌だった。
だけどそれ以上に勝つのが好きだった。スポーツで勝つ事ほど面白いものはない。勉強で勝つよりも(あまり勝った事は無いけど)からだ全体に喜びが染み渡る感じだ。
最後に団体戦で負けた時はみんなで泣いた。負けるはずじゃないところで負けたのが中学生らしいメンタルの弱さだ。僕らは弱い自分たちを責めた。悔いは沢山のこった。
あの頃のラケットには今も最後に打ったボールの黄色い繊維が残っている。そのラケットでテニスをする事はもう無いと、初めから決めていたからだった。しかし最大の悔いは、最近になって気付いたのだけれど、テニスをやめたことだった。
スポーツで勝つ事ほど面白いものはないのだ。

満ち、そして、足りる事

すごい好きな人が出来たのでブログを書く暇が無くなってしまった。
ネットも前よりは、やらない。
しかし、ネットだけではなく、本も少ししか読まなくなったし、ご飯も大盛りじゃなくなった。
僕という人間が丁度良く立っていられるバランスがあるとしたら、好きな人が出来た分、他の部分が減ってうまい具合にユラユラとバランスをとっているのが今の状態。なので、それはそれで満ち足りているのです。


うん。

めまぐるしい

初めて自分のブログを過去から読んでみたら、文体が目まぐるしく変わっていてちょっとこれはマズイなと感じた。
今となっては記憶も曖昧で、なぜこんなことになってしまったのかわからないけれど、おそらく僕は影響を受けやすい人間なのだと思う。特に、面白い本に出会った時はその世界に暫くの間留まろうとするので、他の重要な事柄を処理できなくなる。後回しにしてしまう。文体だけならまだしも、実生活に影響が出るのは良くない。
小説はダラダラと長い文章があって、読者に面倒くさいと思わせつつ、長期的に体を蝕む麻薬のようなものなのだろう。
ああ目まぐるしい……目がまぐってら

黒酢飲んでやりたいことを見つけた

コンビニでなんとなく黒酢を買って飲んでみたら、意外と美味しくてゴクゴクと一気にいってしまった。
玄米黒酢に沖縄もろみ酢、それに五穀酢が入っているらしく、飲むと元気が出てくる。よくある栄養ドリンクよりも自然に力がわいてくる感覚が新鮮だった。
黒酢を飲んだ日曜日。僕は東京競馬場フェブラリーステークスを見た。馬券の調子はすこぶる悪かったけれど、黒酢のおかげで一日競馬場に居てもそんなに疲れなかった。
そして、唐突だけど、帰りの電車の中で僕はやりたい事を見つけてしまった。それを発見したとき、体中に黒酢が回ってその場で踊りだしそうになった。
目的の駅のちょっと前で降りて、よく行くホルモン焼き屋で飲んでつまんで大発見を喜んだ。そして、やりたいことが今まで無かった自分が、ちょっと怖くなった。ほんとうに。

日記と俳句

忙しいとブログを書く暇がなくなる。というより、書こうと思わなくなる。いや、正直いってブログの存在を忘れる。
はてなハイクはアホだなぁと思いつつチマチマ投稿出来るけど、ブログは書いていないと徐々にその存在が薄れていく。書こうと思ってキーボードに手を添えるんだけど、明日でいいや、ってなって、それが何日か続くと僕のようにブログを単なる日記帳ぐらいにしか思っていない、或いは他者に対する責任を持っていないブロガーは、簡単にブログを放棄してその分眠る。
でもそれは仕方がない。だって友達と話すほうが面白いし、ボウリングに行くほうが興奮するから。ブログは書いていても読んでいても興奮しない。卒業アルバムのように後から見て感慨にふけるのが関の山だ。だから意味がないとは言わないけれど、そこそこの優先度で良いんじゃないかと思うのです。
はてダには必死な人が多いので、もうちょっと適当にやれよ、と僕は言っておく。あくまでもひっそりと。