雑多

僕は昔テニスをやっていた

あのころは吐くほどの練習を毎日やっていた。 テニス自体は面白いが疲れる事が嫌いだった僕は、三年間は我慢するけどこれが終わったらもう部活には所属しない、とそういうスタンスで居た。とにかく肺を酷使するのが嫌だった。 だけどそれ以上に勝つのが好き…

満ち、そして、足りる事

すごい好きな人が出来たのでブログを書く暇が無くなってしまった。 ネットも前よりは、やらない。 しかし、ネットだけではなく、本も少ししか読まなくなったし、ご飯も大盛りじゃなくなった。 僕という人間が丁度良く立っていられるバランスがあるとしたら、…

最近の初体験

初めて生で落語を見た。声がとても大きく、たまに笑えた。 友人が失踪した。親と友人と借金を残して。多分どこかで死んでいるか、あるいは生きているのだろう。生きているのに死んだ目をしていたらぶん殴ろうと思う。 みなとみらいでデートをした。べた過ぎ…

お気に入りの文字列

・「好きなことやってないやつの顔はゆがんでいる」 ・ジャイアン「おれは歩く!!のび太といっしょにな!!」 ・身体の中でもっともエロティックなのは衣服が口を開けている所ではなかろうか。 ・教科書ってのは、学問の世界の権威ある人々が、自分たちが正…

DVD

今からLOSTシーズン1の19話から最終話までを観る。その為の最適な環境を模索し、出来たのが以下のセットだ。・柔らかいソファ ・スタバタンブラーに入れた珈琲 ・ピースミディアム二箱 ・チロルチョコ三個 ・ポップコーン ・間接照明 ・目薬 ・ケータイの電…

るびい

渋いよ、寺尾聰。笑顔が渋いよ。

追いつけない

しかし、日記が現実に追いついても、直ぐに引き離されて悔しい。

"渋い"とはなんだ。独自の世界観と余裕から生じる落ち着いた所作がそれを生むのか、それとも年齢と共に深く刻まれていく皺のようにそれは自然と身に付いていくものなのか。わからねえ。 渋くなりたいと思うがどうにも上手くいかない。"渋い"とは一体なんなの…

コピーキャットなネズミ

今日、バイト中にふとクールなキャラクターが頭に浮かんだのでメモ帳に書いてみたら、それがとてもミニーちゃんに似ていたので直ぐに丸めて捨てました。頭に浮かんだあいつはもっとスタイリッシュでweb2.0っぽかったのに、出てきたのは戦後風味のミニーちゃ…

フォント!

tarisakaとかいうフォントからsh g30-pとかいうフォントに変えてみたら気分が優れた。tarisakaも標準のそれよりは美しくてストレスも溜まりにくいんだけど、sh g30-pは何となく輪郭がはっきりしてて、新しいパソコンを買ったような気分に浸れる。髪切るみた…

焼き鯨丼

ちゃんとした大人になれない人は どうしたらいいんだろう(プラネテス四巻より) ちょっと遠方へ逃亡しようかなと思う。 何から逃げるのか、何に怯えているのか、何処へ行くのか、いつ帰ってくるのか、逃亡の明確な理由は無い。衝動的に、でもちょっと計画的…

恋で走る

自転車雑誌を見ると、自転車が欲しくなるばかりか、そういう自転車に乗ってる人達の生活までもが羨ましくなってくる。 僕は今マウンテンバイクに乗ってる。それも十年以上も前のモデルだ。マウンテンバイクといっても普通のママチャリに比べれば車体も軽くて…

酒に溺れた出っ歯のオヤジ

川崎のナイター競馬に行った。僕は競馬場独特の空気が好きだ。そこら中に散らばる馬券、競馬新聞、吸殻。酔った親父の世の中への不満や、小屋に入った予想屋の当てにならない演説。パドックで糞を垂らす馬と、小さな騎手の背中。バラバラになったそれらは、…

僕にしか乗れない列車

路地裏が好きだ。マウンテンバイクで頻繁に通るマイベスト路地裏には小さな食堂があって、そこにはいつも八匹くらいの大小様々からなる猫達が寝転んでいて、割烹着を着た食堂のおばさんが水を撒くと猫達は嫌々ながら移動し始める。そのすぐ先には小さな写真…

駱駝を乗せた箱

雨が降っている日は駅までの道程が非常にかったるいので、家の前から市バスに乗っていつも使う駅より一つ先の駅まで行く。バスに乗る人はあまり多くない。朝の8〜9時に電車に乗ると微妙に混んでいて立つ事が多くなるのだが、その時間にバスに乗ると必ず座る…

東京静脈

小学生の頃、干上がったドブ川を友人と二人で歩いた事がある。ヘドロの鼻を刺すツンとした匂いと、車が吐き出す排気ガスの同時攻撃により、頭をクラクラさせながら必死で歩いた。上を見上げると、ドブ川に架かる何本もの細いコンクリート柱の隙間から、青い…

軍艦島の魅力、威力。

「TATAKIDAI」というサイトで、僕の大好きな廃墟に関する記事があった。 「廃墟デフレスパイラル」という、廃墟を素材に写真を撮りまくっているサイトが紹介されていたのだが、もう即ハマってしまった。 元々、過去にも書いた九龍城や重慶マンションのような…

おじさんの架空商品リスト

三角ウイスキー 四ツ星コーラ 女王印ジュース 甘辛チョコレート 鳥印フーセンガム メクリクジ どれもこれも魅力的なネーミングだこと。

ぼくのほんだな

今朝、起き掛けにふと本棚を見たら、違和感を覚えた。なんとなくそれは重慶マンションに似ていた。作家別ではなく読んだ順に並んでいる本達に、どういうわけか生命力を感じもした。 おそらくそれは、僕が本を媒体として、そこに記憶なり知識を整理整頓してい…

混沌としたもの達

工事中のビルは完成したビルより魅力がある。 綺麗に整頓された本棚よりも、無秩序に山積みされた古本の方が迫力がある。 大阪城は支配的で息苦しいが、九龍城は開放的で息苦しい。 高速道路は上から見るよりも、下から見るほうが美しい。 ビックカメラやヨ…