ボクのくーろん


そんなものは机上の空論だよ、と言われるのは自分に明確な実績や学歴が無いからだと思うのだけれども、それじゃあ自分に空論を語る資格が無いかと言えば、それはやっぱりあるに決まっているわけで、しかも自分なりに計算して煮詰めた空論なら既にそれは机からはみ出した立派な理論なので、ボクとしては自信を持って、それこそ堅物な相手を捻り潰すぐらいに語りつくしたいと思っていたのだが、ただ、やっぱりネックなのは学歴とか資格とかそういう肩書きで、つまりそういう"偉い人バッジ"みたいな物を付けていないと結局最後には、そんなものは机上の空論だよ、と言われてしまうのがオチなのだ。
でも、馬鹿って言った方がバーカ、じゃないけど、ボクとしてはそういう風にボクの確固たる決意を机上の空論で片付けられてしまうと、お前のその考えの方が机上の空論なんじゃないの、って反論したくなる。つまり、相手の理論を机上の空論で片付けてしまうのは、実はそいつが何も考えていないのが原因なのであって、しかも意見や反論なんかを言わずに頷いているだけでは己のプライドが傷つくと思いこんでしまっていて、無理から、机上の空論なんだよ、と言っちゃうわけだ。
だからもうボクは飲み会や、このブログでも、とにかく何かを具体的に人に話すのは止めた。だけどそれを実行すると、お前は暇だなァとか、やる気ないねェとか、思われるというデメリットが発生してしまうんだけど、それでもまあ……良いか。と、今日飲んでる時に思った。良いのだ。