戦争とセックスとサヴァンとダーツ

科学の発展は、例えばスキャナーの発明が深いところでアメリカとソ連の冷戦に繋がっているように戦争無しでは語ることは出来ないが、それと同様にセックスも大いに科学の進歩を助長している。しかし今回はそういう難しい話をしたいわけではなく、単純に僕は戦争とセックスとサヴァンに憧れているという事を言いたい。
この三つの内、セックスは体験済みだ。まあセックスは文字通りセックスだから良いとして、戦争とサヴァンは今の所自らの力ではどうにもならない。
戦争は始まったらヤル気にはなるけれど、どうせなら起こさない為の努力をした方が、まぁマシだ。本能的な部分で憧れているというか求めている事は誰しもあるはずだから、戦争が無くなる事はそれこそ戦争によって人類が滅亡する以外にありえないと思う。
問題はサヴァンだ。サヴァン症候群患者は一般的な知能は低いが、ある一部の能力だけが突出して優れているという特徴を持っている。たまに身体完全同一性障害と呼ばれる患者達がいるらしいが、その人達が四肢を切断する事を望んでいるのに対し、僕の場合は四肢の切断なんて望んではいないし、況や脳をどうにかしたいなんて思っているはずがない。つまりは先輩に恋する女学生並に中途半端な憧れなのかもしれないが、ともすると恋心がエスカレートしてまさに恋は盲目と言わんばかりのストーカー行為を働いてしまった、高校の時の友人であるH君のように、この今は甘い恋心も一瞬の内に燃え上がって僕はいつか自殺未遂でもしてしまうんじゃないかという、大袈裟かもしれないが一抹の不安も、あるにはある。
憧れていると書いたが、実は適切な言葉が見つからないから暫定的にそう書いてしまった。言葉が見つからない時、人は代わりに単純で明快な伝わりやすい言葉を選ぶ。そのせいで誤解が生まれる事は良くあることだが、この文章を誰かに見せたらおそらく多大なる誤解を受けそうだ。
もっと寄り道しながらグチャグチャの文章を書きたかったけど、一昨日やったダーツの影響で右腕がアホみたいに痛いので、もうやめる。結局、何を言いたいかというと、ダーツとセックスは似ているって事です。それ以外はどうでも良いです。