軍艦島の土産物屋

日常記

・長崎の軍艦島、観光地として来春から解放
軍艦島が観光地化されるらしい。以前僕も軍艦島について少し感想の様なものを書いたけど、その時は世界遺産に登録をしようという話があっただけで、観光地化についての現実的な話は無かった。
このニュースを見て僕は即行きたいと思ったわけだけど、同時に軍艦島に沢山の人が居るのを想像したらちょっと気が滅入ってしまった。柵とか看板とかスロープとかロープなんかが設置されて、更に夜にはライトアップ、そしてクリスマスにはイルミネーションかな？軍艦島饅頭に軍艦島ポッキー、軍艦島限定キティーちゃんとかも発売されるのだろう。まったく、うんざりするね。
そうなってくると、なんていうか、廃墟独特の虚無感みたいなものが消えてしまうような気がする。当時住んでいた住民達の生活の痕跡を、観光客の生活臭で上書きしてしまって良いのだろうか。それに観光地化って簡単に言うけど、廃墟の観光地化って相当難しいんじゃないかなァ。色々矛盾している気もする。
まあなんだかんだ言っても2008年の春に僕は軍艦島に上陸していると思う。どうせならそこで働きたかったりもするけど、もしそうなったらまずは観光客を全員追い返してやろうかな:-P